巨人坂本勇人内野手(33)が、対戦相手の中日立浪和義監督に並ぶ歴代7位タイの通算175回目の猛打賞を達成した。

2回先頭、中日福留に並ぶ現役最多タイの通算409二塁打を放つと、1点を追う3回1死満塁、外角低めのカットボールに体勢を崩されながらも、最後は左手1本で右前に運んだ。技ありの2点適時打で試合をひっくり返し「チャンスでつないでくれたので積極的にいこうと思ってました。逆転できて良かったです」と振り返った。

そして5回無死一塁の第3打席、スプリットに泳がされながらもボテボテの三塁への内野安打で、猛打賞を達成。9日西武戦(ベルーナドーム)以来の3安打でチャンスを拡大した。

▽中日立浪監督(猛打賞数で並んだ巨人坂本について) 技術は素晴らしい。我々と違ってショートで15、16年? ずっとショートでレギュラーで出ているのが本当にすごいこと。出ている試合数も安打数も違う。その中で勝負強さも巨人でもナンバーワン。本当にすごい選手だなと思う。

◆通算猛打賞上位

<1>張本勲(ロッテ) 251

<2>川上哲治(巨人) 194

<3>長嶋茂雄(巨人) 186

<4>野村克也(西武) 180

<5>福本豊(阪急) 178

<5>松井稼頭央(西武)178

<7>立浪和義(中日)175

<7>坂本勇人(巨人)175

【ニッカン式スコア】18日の中日-巨人戦詳細スコア