阪神はなぜか広島に勝てない。今季8敗1分けとなり、未勝利が続いている。また、この日の敗戦で広島と入れ替わって4位に転落した。

先発西勇輝投手(31)が初回から失点。0-1の4回には5安打を集中されて突き放された。今季の広島戦は2試合とも試合を作っていたが、今回は踏ん張り切れなかった。

前回登板後、リフレッシュのため出場選手登録を抹消され、中13日での先発だった。雨でぬかるんだマウンドを気にするそぶりもあり、本調子は出せなかった。

打線は床田寛樹投手(27)の前に沈黙した。5点を追う7回、ようやく大山悠輔内野手(27)の左越え18号2ランで反撃したが、あとが続かなかった。

大山は驚異の勢いを続けている。6月は10本塁打目。自身初の月間2桁に乗せた。

大山の活躍でチームも6月は絶好調だが、今月2度目の2連敗。月間11勝4敗になった。

○…ガンケルが今季4勝目を目指し、22日広島戦に先発する。15日に第1子となる長女キンズリーちゃんが誕生したこともあり、中9日での登板。「いいように時間をもらったので、いい調整ができた。問題はないですし、通常通りに投げられるかと思います」。敵地で“パパ1勝”を狙う。

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