オリックス選手会長の吉田正尚外野手が、9回に特大の5号2ランを放った。「1球で仕留められました。よかったです。いい感触でした」。完璧に捉えた打球は右翼最上部の照明に直撃。推定飛距離140メートルのアーチで、痛めている左太もも裏を気にすることなく、ゆっくりとダイヤモンドをまわった。

4月30日西武戦以来の1発。この日は妻ゆり香さんの誕生日で、記念球は回収した球場スタッフから受け取った。自身の打撃手袋と交換し「いいスイングができた。打ててよかったです。(妻に)渡そうと思う」と、珍しく照れた表情を見せた。

 

○…オリックスの20歳紅林が6回に中前打で追加点を奪った。1死一、二塁で代わったばかりの2番手小野の直球を捉え、打球が二塁ベースに当たるラッキーもあって適時打に。「(1点)リードしていましたが、山岡さんにもっと楽に投げてもらいたい」と先輩の完封劇を援護した。17日のリーグ戦再開後は、これで19打数10安打と好調ぶりを示している。

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