「勝利の方程式」の抜群の安定感が、西武の継投力を支えている。4点リードの7回を水上、8回を平良で0行進。8回裏の外崎の4号ソロで5点差に広げたことで、9回のマウンドは守護神増田ではなく、宮川に切り替えた。辻監督は「ピッチングコーチが1点取ったらっていうことだったんで」と説明。セーフティーリードで逃げ切った。

今季の7回以降は、水上0・91、平良0・52、増田0・32の防御率0点台トリオで勝ちパターンを確立。平良の25ホールド、増田の21セーブはともにリーグトップを走る。12試合連続3失点以内に抑え、チームの快進撃を支える投手陣の働きぶりを、指揮官も称賛。「いいよね。ピンチになっても抑えてくれるのかな、という期待の方が大きい。野手もベンチも、投手陣に対する信頼度が増している」とたたえた。

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