ロッテは連夜の“難関突破”とはならなかった。前夜は防御率1位だったオリックス山岡から6点を奪ってKO。その勢いのまま山本に挑んだが、奪えたのは1点のみに終わった。井口監督は「安打は出ましたけれど、つながらなかったということです」と振り返った。

8回まで、のべ7人が出塁するも、生還は遊飛で三塁からタッチアップした高部のみ。指揮官は「甘い球を積極的にいきながら、120球まで投げさせたんですけど」。山本には今季4度の対戦で、のべ36人が出塁して3得点のみ。5回は先頭レアードが初球を安打にしながら、後続が3者連続空振り三振。あと1本が出ずに泣く。オリックス戦は残すところ4カード。井口監督は「あと何回か対戦すると思いますので、しっかりと」と言った。上位に食らいつくには、各球団のエース級を攻略することが必須になる。

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