新型コロナウイルス陽性から現場復帰した日本ハム新庄剛志監督(50)が28日、隔離療養中の日々を振り返った。「もう、普通。どうしようも何も、外に出られないしね。僕の場合、外に出ると(週刊誌などに)張られている可能性があるから。1歩も出ず」と、自宅の中で静養に努めていたことを明かした。

無症状で陽性判定を受けたが、隔離療養中は鼻声になったという。「体は、めちゃくちゃ元気。でも、鼻の状態は、ちょっと今までに経験したことがないような。鼻だけですね。なんかしゃべりが鼻声」だったというが、嗅覚には異常はなかったという。

隔離療養中の期間に、球界は急速にコロナ禍が加速。大量に陽性者が出ている巨人は、後半戦スタートとなる2試合も中止が決まった。「(陽性者の)人数が半端ないから。それは仕方ないことじゃないですか。ある意味、パワーアップして帰ってきてほしいくらいですね。そうなったら、他のチームもポンと中止になるだろうし」と個人的見解を交えて話した新庄監督は、22選手が離脱中の自チームについては「でも、僕の場合は逆かな。このメンバーでなんとか勝ちたい。だって、みんな同じプロ野球選手だし、同じ人間やから。勝てないわけない」と、話した。

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