巨人が中田翔内野手(33)の値千金の1発で接戦をものにした。1-1の9回2死、中日の守護神R・マルティネスから勝ち越しの13号ソロを左翼席へ放り込んだ。

勝利を呼び込んだのは、先発の戸郷翔征投手(22)の熱投だった。テンポのいい投球で、8回を5安打12奪三振の1失点、今季自己最多の138球を投げ、自身初の10勝目を挙げた。9回は守護神の大勢投手(23)が締めて、27セーブ目をマークした。