巨人が4月以来となる3カード連続の勝ち越しを決めた。

4回無死一塁、4番中田翔内野手の15号2ランで2点を先制。先発シューメーカーが5回無失点で降板し逃げ切りを図ったが、7回に2番手井上が2死二、三塁から広島菊池涼に同点の2点適時打を浴びた。

だが、巨人打線が終盤に集中力を発揮した。同点の8回1死三塁、3番丸佳浩外野手が左翼に勝ち越しの適時打を放った。4番手クロールが来日初勝利を飾った。

試合後、原辰徳監督(64)のコメントは以下の通り。

-8回の攻撃

「それぞれがいい役割をしてくれたというところですね。もう少ししつこくされるかな、というのはありましたけど、どちらかというと向こうも攻めてくれた、それを逃さずに丸も仕留めたのが大きかったですね」

-8回は吉川の代走に増田大

「うーん、そうですね、いろいろ内部的なことももちろんありますけども、簡単に言うと最善策を取って、1点を取る上で最善策を取ったということですね」

-4番中田が先制2ラン

「フォアボールを取って、その後という部分でね、非常に3番、4番が機能しているなという気がしますね」

-岡本和は20打席ぶりの安打となる二塁打

「この次は3打席か4打席くらい後に打ってほしいなというですね(笑)。やっぱり越えないといけない、本人が越えないといけませんね」

-2番手井上は2失点したが投げっぷりは

「見事だったと思いますね。結果が打たれることはもちろんありますけども、しかし前向きに打たれたという言い方があるかは別にしても、しかし投げっぷりの良さと、彼の立ち姿というのはね、ベテランの人たちも勉強になるくらい、そういう素晴らしいものだったと思いますね」

-高梨が4連投

「昨日も一緒に試合後にお風呂に入ってね(笑い)。『よう頑張ってるな』と。3連投したしね。『明日(14日)はちょっとゆっくりしよう』と言ったら、本人が、『いやいや、明日も行ける』と言ってくれたんでね。なかなかそうやって言ってくれる選手はいなくてね、彼とお風呂で一緒に会ったということが、彼にとって良かったのか、僕にとって良かったのか(笑い)。ピッチングコーチはある意味、今日は投げさせたくなかったんでしょうけど、試合前にその話をしてね。『俺にはそう言ってくれたよ』と(笑)。本人に確認して、確認が取れたということでスタンバイしとこうと。それでああいう結果になったということですね」

-来週は2位DeNA戦

「そうですね、先発ピッチャーが頑張り、粘って粘って、1点でも上回るという、そういう野球をしたいと思います」

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