広島は今季7度目のサヨナラ勝利で3位に浮上した。先発の九里亜蓮投手(30)は9回無失点と好投した。試合は延長11回2死二塁で松山竜平外野手(36)が中越え適時二塁打でサヨナラ勝利を決めた。

河田雄祐監督代行(54)は決勝打の松山に「これから頑張ってくれなきゃ割に合わない」とさらなる活躍を求めた。一方で九里には「変わり身を見せてくれた」と称賛した。

河田監督代行の一問一答は以下の通り。

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-劇的なサヨナラ勝利

河田監督代行 亜蓮(九里)がね、いつも四球が絡むが、制球がよかった。変わり身を見せてくれた。投手コーチと話をして勝ちをつけたかったらから、130球までいった。あと栗林、ターリーの良いピッチングもあったが二遊間の2人(矢野、韮沢)が良い守備があった。

打てない時、今日の(中日先発)高橋(宏)くんは前回もアレだけフォークボールを落とされると難しいよね。亜蓮が辛抱して投げてくれたというところかな。

-松山が初球で決めた

河田監督代行 今年は率も率(打率1割9分4厘)。これから頑張ってくれなきゃ割に合わないでしょ。ナイスバッティングだったでしょ。ここで決めてくれって感じだった。2アウトからよく打ってくれた。

-3位浮上

河田監督代行 0.5ゲーム差はあれだから。どれだけ辛抱できるか。明日は(野村)祐輔と中継ぎがどれだけ頑張ってくれるか。今日は矢野と韮沢がよく頑張ってくれた。(韮沢は)1つ悪送球になったけどキク(菊池涼)以上のことはできないけど、本当に頑張ってくれた。

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