巨人小林誠司捕手(33)が、3カ月ぶり、41打席ぶりの安打を決めた。「8番捕手」で10日の中日戦(バンテリンドーム)以来、2週間ぶりにスタメンマスクをかぶると、7回先頭の第3打席、広島森浦の144キロ直球を左前にはじき返した。代走重信が送られ、ベンチに戻ると笑顔でナインとハイタッチして喜んだ。

小林は同10日の同戦以来打席がなく、守備固めでの出場のみ。試合前時点で5月27日の日本ハム戦(札幌)以来、38打席無安打で打率1割2分と沈黙が続いていた。広陵(広島)時代に過ごした地で快音を響かせて、チャンスメークに成功。その後1死二塁からウィーラーの勝ち越し適時打につなげた。

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