日本ハムは先発のコディ・ポンセ投手(28)が、球団の外国人投手として初のノーヒットノーランを達成した。打者28人に対して、四死球2、6奪三振。来日後、自己最多の113球を投げきった。試合後の新庄剛志監督(50)の主な一問一答は、以下の通り。

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新庄監督 すいません、遅くなって。今、乾杯してました。ポンセが9回、ベンチサイドでキャッチボールをしている時の緊張している顔を見たら、オレが吐きそうになった(笑い)。オレが緊張しちゃって。「頼むよ~」って思いながら(笑い)プロ野球の歴史の中で、外国人でのノーヒットノーランは、たったの7人で、そのうちの1人。そういう選手と一緒にユニホームを着られて、誇りに思います。万波君、中島君の好守備がないと、ノーヒットノーランは成立していないと思う。あれが、デカかった。

-BOSSも最後は両手を挙げて喜んだ

新庄監督 自分の子どもが達成したかのような、うれしい気持ちになりました。子ども、いないけど(笑い)

-日本ハムの選手では札幌ドームで初のノーヒットノーラン

新庄監督 今日は初めての登板で「どうかな~、マウンドが合うかな~」と思っていたんですけど、もう合いすぎちゃって。

-万波、中島の守備からいい流れに

新庄監督 あれはね、本当にピッチャーを乗せるんですよ。だから、昨日みたいにエラーがあると、ピッチャーって乗れないんです。ポンセ君が投げる時は意外とエラーが絡んで、ストレスになっていたと思う。5、6回で降板することが多かった。今日はそれがなかった。今日、試合前のミーティングから「打つのはどうでもいいから、エラー0で行こう!」って(選手に)伝えてました。

-攻撃では木村、万波にいい当たり

新庄監督 いつもスタメンで出ていない選手が、久々に試合に出て結果を出すのは難しいと思うんですけど、よく打ってくれた。

-相手にファイターズの存在感を見せつけた

新庄監督 いやいや、そんなことはない。向こうも必死で戦っているので。こっちは毎日が成長。経験が成長になる。いいゲームが出来た。今日ファンは何人? 楽しいゲームを見せられたかな。今日は楽しすぎたでしょ? うれしかったです。

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