ロッテがオリックス山本相手に1点差まで追い上げたが、今季5戦5敗となった。

6回までは1安打、打者18人に封じられた。4点を追う7回1死一、二塁から山口航輝外野手(22)が三塁ベース直撃の左前適時打。「打ったのはスライダーです。1打席目、2打席目と完璧に抑えられたので、とにかく気持ちで打ちました」と1点かえすと、井上晴哉内野手(33)が続いた。なおも一、二塁から右翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち「山口が目の前で打ったので『よしっ!』と気合が入りました。ライトスタンドの応援がより一層大きくなったので気合で持っていくことができました。ありがとうございます」と感謝した。

これまでは得点圏に走者を進めることはできても、あと1本が出なかった。ギアを上げた右腕からどう打つかをテーマにミーティング。序盤は低めを振る場面も見られたが、7回は浮いた球をしっかりと捉えた。井口監督は「3巡目じゃ、ちょっと遅いですね。またあたるでしょうから、7回の攻撃を初回からできるようにしていきたい」と話した。

▽ロッテ・ロメロ(中盤で大量失点する試合が続き、自身4連敗の9敗目)「今日は言えることは何もないよ…」

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