オリックスに敗れたロッテが2連敗を喫し、自力CS進出が消滅した。取られても取り返し、5回途中から継投策に出たが、終盤に2被弾浴び突き放された。井口資仁監督は「1発ですからね。ここのところずっとですけど、リリーフ陣が長打を打たれると、どうしてもこういう展開になってしまう」。残り9試合で自力でのAクラス浮上の可能性は消え「とにかくやるしかないですね」と前を向いた。

結果的には鳥に水を差される形となった。6回1死一、三塁、オリックス太田の打席途中、カウント2-1の場面で鳥の大群が襲来。21分間の中断を経て、再開すると左前適時打を打たれ突き放された。7回に6号2ランで一時同点とした井上が「不思議な間になって、ある意味空気を変えてくれたんじゃないかな」と吉“鳥”ととらえたが、最後は相手の1発攻勢に屈した。3位楽天と3ゲーム差。22日からの敵地7連戦で、望みをつなぎたいところだ。

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