プロ野球の斉藤惇コミッショナーは17日、来季も球場での観客、選手のマスク着用を支持する考えを示した。

Jリーグとの新型コロナウイルス対策連絡会議後に会見。来季のマスク着用についての考えを問われ「マスクは防疫に効果があるとされている。コロナという病原菌がある以上、やればいいと思う。個人的には、疫病がある限り対策は打ちながら」と答えた。

その上で「大事なことは、社会制度を止めることが間違っている。そっちが問題。観光客を入れないとか、球場で2万人に制限するとか。それは問題だと思う。そちらの方は自由化する。本当に疫病がはやったら大変だが、そうじゃない場合は、ワクチン、手洗い、うがい、マスクとセットで自主的にやっていったらいい」と、社会経済活動を止めずに感染対策を続ける必要性を訴えた。