ロッテ吉井理人新監督(57)が22日、再び宮崎へ飛ぶ。宮崎でのフェニックスリーグ視察から帰京し、就任会見やドラフト会議を経て、再び戦いの地へ。「後半はより勝ちにこだわってプレーしてほしいというのを、帰ったら伝えようと思っています」と話した。

背番号21でグラウンドに出る。「久しぶりなんで。ユニホームを着て人前に出るのが。侍のユニホームは着ましたけど。ちょっと尻の穴が締まりますね」と吉井節。球団としても、20年末に現役引退したリリーバーの内竜也氏以来、2年ぶりの「21」になる。

各球団、エース格がつけるケースが多い背番号だ。入団会見では「選手時代は入団した時に地元の先輩である東尾修さんに憧れて、いつか21番付けたいなと思いでプレーしてました。その番号がたまたまマリーンズでは空いてまして、しかも誰も付けたがらないんで、1回私が付けて、今度入ってくる選手に、期待する選手に渡したいなという気持ちでいます」と話していた。

もちろんルーキーに限らず、現在の若手投手陣にもチャンスがある。46番の岩下、35番の鈴木、37番の小野など30番台以降には力のある若手投手がそろう。新監督は「今の選手が21番に憧れるかどうか分からないんで。欲しいって言ってくれれば」と活躍した上での立候補を待っている。もちろん、軽い番号ではない。「ダメって言うかもしれないけど」と添えることも忘れなかった。【金子真仁】

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