阪神は5日、高知・安芸で実施中の秋季キャンプ第2クール初日を終えた。岡田彰布監督(64)は再起を期待する高山俊外野手(29)に打撃指導を実施。また、藤川球児SA(スペシャルアシスタント=42)が視察に訪れた。指揮官の一問一答は以下の通り。

 

--高山には左足の使い方などを指導していた

「(打った時に)ズレるんよな。何か、オレも聞いたら半月板か何かを痛めてとは。でも、(軸足とは)逆足なんやな。あれ。半月板は右とか言ってたけどな」

--骨折ですね

「ズレるんよな。うーん」

--下半身が踏ん張れていない

「上半身の方が強すぎるんかな。カーブマシンとかやったら、ちゃんと残るんやけどな。対真っすぐに対して強く振ろうとしたら、下半身が、あれ足がついていってないんだよな。ズレるんよ。こうやって(打った後の足がその場から前へ動かしながら)だいぶズレるよ。はっきり言って。1足分くらいズレるもんな。軸がな。なんかおかしいなあと思ってたんやけど」

--ワンポイントアドバイスをした後、水口コーチもその後に打ったときに「ええやん」と褒めていた

「ティーの時はな。あとでマシンでな、室内でそれをやれ、やってみいとは言ったけど。何かちょっと使えてないというか…。軸足やからな。左バッターの左足といったら、一番…、こんな一番あれやんか、大山でも昨年…いや今年か、今年でも最後の方、悪なったら右足がみんな(踏ん張らず前へ右足を動かしながら)こんななっとる。浮いてしまうやろ。全然、軸足が使えんようになってくるもんな」

--力がうまく乗せられない

「いやいや、前後してはいけへんからや。こう前に行くだけ、速いボールに体ごとぶつかっていくからや。やっぱり軸足でなあ、後ろの足でガーンと蹴る力ていうかなあ。それをこういってすぐポーンとズレてしまうから。大山は悪い時浮いとったよ、はっきり言って。映像見てもほんま悪い時は右足浮いとるもん。全然、右足に力入ってないもんな。蹴る力もないしな、結局。右足のな。ぶつかっていくだけになるもんな。速いボールやからちゃんとな、力強いスイングせなあかんと思ってぶつかっていくだけになるもんな」

--藤川球児氏が来ていて、話をしていた。今後はスカウト的な立場に

「おう、話しとったけど。外国人もな。もうちょっとかかるみたいな。今日(ワールドシリーズの試合)ないんやろ? 雨で流れたりして、なかなか。10日ぐらいとか。こっちに候補を持ってくるのな。こっちに来るとか行ってたけどな。終わって何日間やろ。枠のな。40人かなんかな。そこから漏れたやつというかな」

--外国人は人数を絞って

「だから、ケラーおって、あと(投手)2、(野手)2しかとれへん。(今季は)8人おって、あんないらんよ。予定はな。あと2、2やな。新しい…。外野右2、先発と後ろ1、1ぐらいやな。先発候補はこのリスト、後ろはこのリストいうよりも、ええ投手をとらんとな。よかったら先発を2人取るかもわからんし。そらな。やっぱりええのを取らんと。先発のやつも後ろの適性あるかもわからんし。そんなん見てみんとわからんもんな。外国人なんか特にな」

--今日は藤川さんとはチームの話を

「球児も外国人のな、あれもやっとるから。あとはそんな、うん、とてつもないそんな、重要な話じゃないよ」

--監督のユニホーム姿にワクワクすると言ってた

「しょーもない話しや(笑い)。大事な話することないよ」

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