日本ハム・ドラフト6位の日本製紙石巻・宮内春輝投手(26=明星大)が11日、宮城・石巻市内で仮解約を結び、契約金2500万円、年俸850万円(金額は推定)で合意した。指名から3週間が経過。26歳のオールドルーキーは「だいぶ気持ちは落ち着いてきた。自分がやってきたことを信じ、情報の取捨選択をしっかりできるような選手になりたい」と落ち着いた表情で話した。

出身は千葉も、社会人では4年間、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城・石巻で過ごした。「震災から11年経ち、復興も進んでいるが、まだまだこれから。プロで活躍することで、石巻を活気づけられたら」と意気込んだ。

◆宮内春輝(みやうち・はるき)1996年(平8)5月25日生まれ、千葉・旭市出身。吉田小3年から吉田スポーツ少年団で野球を始め、中学時代は九十九シニアでプレー。多古から明星大を経て日本製紙石巻。入社1年目の19年は七十七銀行の補強選手として都市対抗野球出場。20年は日本製紙石巻で都市対抗出場。176センチ、75キロ。右投げ右打ち。血液型はAB。家族は母、妹。

【関連記事】日本ハムニュース一覧