日本ハムは、沖縄・国頭で行う秋季キャンプ第2クール2日目を、急きょ2度目の「ディフェンスデー」に設定。内野ノックで泥だらけの清宮幸太郎内野手(23)に、新庄剛志監督(50)が近寄り、グラブの“手術”を推奨した。

「グラブのひもを、外側だけ変えて欲しいと(伝えた)。夏場になると、どうしてもグラブが軟らかくなるので、強い打球でめくれてしまう。そうなると、握りも遅くなる。あれ、良くない。オレも17年(同じ)グラブを使って、4回くらい手術したかな」と、説明した。

指示した指揮官自ら「見ていたら吐きそうになってきた」というほど、ハードな練習メニューが続く。新庄監督は「今しっかりやっておけば、5年後、6年後には、たくさんお金が入ってきて、楽しい人生が待っている。(守備練習を)倍にしようかな」と、不敵に笑った。

○…千葉・鎌ケ谷の球団施設で秋季練習に参加している松浦慶斗投手が、2年目の来季を見据え、目指す投手像を「行けと言われた時に行けるピッチャー」と思い描いた。今年は1軍初登板した9月25日の楽天戦で敗戦投手となったが、「通用しないことを知れたことは大きかった」と前向き。「先発も含め何でもできるピッチャーになって、来季は新球場で今年とは違う自分をファンに見てもらいたい」と語った。

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