巨人萩原哲捕手(24)が21日、契約更改交渉に臨み、40万円ダウンの年俸650万円でサインした。負傷の影響でリハビリ中のため、育成選手として再契約を結んだ。「けがを治さないとスタートラインにも立てない。しっかりけがを治して、来年3年目なのでしっかり勝負できるようにやっていきたい」と決意を込めた。

今季は1軍出場こそなかったが、チーム内に新型コロナウイルス陽性者が続出した8月にプロ初昇格を果たした。「1日だけ(1軍に)上がったときも実感できたかは分からないですが、その場の雰囲気は味わえた。今後に生かしていきたい」と1軍の調整や雰囲気を肌で感じた。

イースタン・リーグでは捕手だけでなく、外野も務めて40試合に出場し、打率2割6厘。7月23日には長崎でのフレッシュ球宴にも出場した。来季の1軍初出場へ向け「焦らず焦って、しっかり(ケガを)治していきたい。3年目なので危機感もって、レベルアップした姿をプレーで表現できるように頑張っていきたい」と誓った。(金額は推定)