秋季高知キャンプを打ち上げた阪神岡田彰布監督(64)が、久々に指揮官として迎えるオフを語った。帰阪翌日の22日に兵庫・西宮市の球団施設に姿を見せ、取材に応じた。一問一答は次の通り。

-12、1月の過ごし方で何か伝えたこと

「いやいや、それはまあ、みんなもう、個人個人やからな。おーん。そんなん、言わんでもやってなかったら、そんなもん。そんなんお前、取り残されんのは。プロやねんからなあ」

-監督は現役時代、どう過ごしていた

「俺らは1月から、若いときはアレやもん、5年海外やったからなあ。おーん。合同自主トレやってたから、1月は。甲子園でもな。1月10日やったもん、最初は。2年間アリゾナやろ、3年はマウイやったからなあ。アリゾナとの時の1年目は1月10日集合やったもん、合同自主トレは。甲子園で、そらお前、竹之内さんとかベテランも全員やもん。体操もせんといきなりグラウンド30周みたいな、ほんまに。時代がちゃうもんな。だからマウイの時も1月半ばぐらいから行ったんちゃうか、マウイに。自主トレをかねて。だからもう、四十何日間ずっとお前、帰ってこずとかな。今とは時代が違うよな」

-今の選手は自覚が大事

「もともとね、どっかのコーチがアレやったんやな。その、コーチが何か言うたんやで、もともとは。俺が選手会長に入ってる時ぐらいかな、コーチも休みがほしいみたいな。逆なんよ、これ。日本ハムやったかな、どっかのね、日本ハム違うわ、どっかのパ・リーグやったと思うけどな。だから1月、まあ言うたら契約外やからな、12月、1月は。何かそういうのあったんや、選手を指導したらあかん、みたいな、な」

-12月はどうしていた

「12月はもう、ゴルフばっかりやってた。そんなん、おーん。まあ、1月入ってからやな、動きだしたんは。正月明けぐらいやな、おーん」

-2月1日に、やっているかどうかは分かる

「そりゃ、分かる分かる。おーん。なあ、5キロも6キロも太ってくるヤツとか昔はおったもんな。見てすぐ、あんなん体重オーバーやとか、おったよ、そら。なあ、やってきたてないな、みたいなんとかな、おーん。モチ食いすぎましたとか。そんなんおったわ、ホンマに、選手でもな、おーん」

-監督はこのオフどう過ごす

「いや、俺はもう全然、だから、まあな、いろんな仕事が多いわな。今までとは全然違うから。インタビューとか取材とか。それはまあ、今年だけやろ。しゃあないけど、今年はな」

-キャンプを経て、体は鍛えられた

「おーん、なあ、おーん。だから3キロぐらいやせてたわ、きょう量ったら。今日、寝間着だと寒いから上着て量ったら、74ぐらいしかなかったからな。3キロぐらいやせたな、あんま、分からんかったけどな」

-それだけ動いていた

「おーん、ビックリしたけど(笑)」

-野球のことを考えるスイッチはいったん切るのか。

「まあ、切れないけどな、やっぱりそれはな、おーん。だから他のチームの動向とかは、そんなんものすごい気になるわな。やっぱりな。外国人取ったりな。どうなんかな、考えるいうてもホントは2月に入ってからなると思うけどな。結局は2月入ったら。今までは新戦力のスコアラーからの情報とかな、結局は。今は新聞とかで『あー、こんな選手取ったんやな』ぐらいやけど、キャンプ実際見に行ってスコアラーとかの分析したりな、それからになると思うけどな」

【阪神】岡田監督「待遇されるようなベテランいうか、そういう選手はいないからな」/一問一答