巨人代木大和投手(19)が、かわいい後輩の存在に刺激を受けた。25日、契約更改交渉に臨み、10万円増の年俸550万円でサインした。

高卒1年目の今季は、3軍戦で好投を続け、イースタン・リーグでは4試合に登板して0勝2敗、防御率5・59だった。「2軍の方に上がって、弱点を突かれて、ふがいないピッチングをしたことがあった。改めて制球力とスピードアップであったり、逃げるチェンジアップ系、ツーシーム系の球種を新たに取り組まないといけないと感じました」とプロのレベルを実感した。

東京ドームで行われた23日の「ジャイアンツ・ファンフェスタ supported by DAZN」では明徳義塾(高知)の1学年後輩で、今年のドラフトで育成3位指名を受けた吉村優聖歩投手(17)と対面。「また同じユニホームで野球ができるのはすごくうれしいことですし、2人で1軍の舞台で活躍できるように僕も頑張りたいと思った。お互い先輩後輩ではありますけど、そこは良いプレッシャーをもらいながら来シーズンもやれれば」と刺激を受けた。

来季は飛躍の1年にするべく「まずは初勝利を目標にやっていきたい」と宣言した。(金額は推定)