阪神中野拓夢内野手(26)が1日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、3300万円増の7000万円でサインした。

2年目の今季は、遊撃のレギュラーとして、主に1、2番で起用された。新型コロナ感染で一時は離脱したが、135試合で打率2割7分6厘、6本塁打、25打点、23盗塁を記録。また、自身初のベストナインにも選ばれた。

「昨年のけがでキャンプも思い通りにいかない中、なんとか開幕に間に合わせることもできた。1年間遊撃を守り続けたその結果、あまり納得いく数字ではなかったが、ベストナインに選ばれたことは自信にもなりました」と振り返った。

来季は岡田彰布監督(65)の新体制のもと、二塁にコンバート。指揮官は中野の起用法を「2番・二塁」と構想を掲げている。「このオフは体の芯から強い部分を作りなおして、来年1年間フルで戦えるように体作りをしていきたい。来年、個人としては3割30盗塁を目標にやっていきます」と力強く誓った。(金額は推定)

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