球界からもブラボー! 

巨人大勢投手(22)がW杯スペイン戦の興奮が残る2日、大手町の球団事務所で初の契約交渉に臨んだ。プロ1年目で37セーブをマークし、守護神を全うした新人王右腕は4100万円増の年俸5700万円で更改。「来年も1シーズン通して戦力になれるようにもっともっと戦力になれるように頑張っていかないといけないなと思います」と引き締めた。

同郷の“先輩”から多大な刺激を受けた。列島が沸いたスペイン戦の大金星はリアルタイムでテレビ観戦した。後半開始から出場し値千金の同点ゴールを決めたMF堂安に注目し「同じ兵庫県民で(堂安の年齢が)1個上で勝手ながら親近感がわくというか、そういうのもあって応援させていただいていたのでゴールを決められていてやっぱすごいなと」と、興奮気味に話した。

この日、契約交渉に臨んだ中田もブラボーだった。新たに3年契約を結び、1億5000万円増の年俸3億円で更改。海外FA権を保有しながら残留を決めた。サッカーW杯の話題には「(スペイン戦は)爆睡していました。あまりルールがわかんないんでね…」としつつも「でもそうやって日本代表という形で活躍しているというのを見れば、同じアスリートとして、興奮するものがありますし、率直に素直に応援はしています」とエールを送った。【為田聡史】

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