OBの皆さん、沖縄にいらっしゃ~い。阪神岡田監督が、来年2月の沖縄春季キャンプで球団OB来訪を歓迎した。コロナ禍の規制緩和次第ではあるが、「この何年間はスタンドから見てる形だけやったからなあ。別にそんなん、降りてきてグラウンドにいても、オレは別にいいよ」と、ウエルカムな姿勢を示した。

ここ2年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、キャンプ中は選手とOBとの動線が分けられ、離れた場所から見守ることしかできなかった。ブルペンについても「(捕手の)後ろで見たらいいやん、別に。(評論家時代に)巨人(のキャンプ)でも俺、入ってたもん。原(監督)と一緒に見てたもん」と明かした。

若手選手がチームの伝統に触れるチャンスとも捉える。OB会総会も19年を最後に開催が見送られていただけに指揮官は「今までOB会で表彰もしとったやんか。そないして話する機会も、この2、3年の選手はないやろ、はっきり言うて。そういう場ができんかったからな」と嘆いた。

臨時コーチは鳥谷氏と赤星氏の2人のみの予定で、「『何もせんでええ』って鳥谷にも言ったもんな。(鳥谷氏が)『何したらいいですか』って、『何も。おったらええやんか』。それが一番大事なんやから」とうなずいた。オール阪神でV奪取へ突き進む。【古財稜明】

 

○…岡田監督が球団が獲得に動いているシェルドン・ノイジー内野手(27=前アスレチックス3A)ら新外国人の進捗(しんちょく)状況について「1月中に来るというアレは基本やけどな」と明かした。春季キャンプまでにはある程度動けることを望み「ぶくぶく太ってけーへんやろ、誰かみたいに」とニヤリ。退団が発表されたヤクルトのマクガフについては「ある程度は数字(80セーブ、59ホールド)残してるから、痛いのは痛いんちゃう、ヤクルトにしたら」と話した。

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