西武の勝率5割復帰はならなかった。1-1の9回、クローザーを任されるルーキー岩城颯空投手(22)がマウンドへ。2死を奪ったものの、日本ハム・カストロに特大の決勝本塁打を浴びた。岩城はプロ初黒星。「あの1球がなかったら(試合も)どうなっていたか分からないので。1球の怖さをあらためて感じました」と唇をかんだ。

中10日での先発、渡辺勇太朗投手(25)に白星が付かなかったのがチームとして悔やまれる。7回のピンチを脱すると、8回は先頭打者が味方の失策で出塁し、その後2死三塁に。相手の主砲レイエスを敬遠することもできたが、渡辺は勝負を選択した。

「前の打席で思うような投球をレイエス選手にできていなかったので。自分のキャリアというか成長をみた時に、ここでしっかり勝負しないと次のステージには行けないと思って勝負を選択しました」

結果、空振り三振に仕留め観客も拍手喝采。渡辺が望んだ通りに流れを引き寄せたが、その裏も3四死球をもらいながら得点に至らず。初回の長谷川信哉外野手(23)の1号ソロのみの1安打負け。5割復帰、貯金…にはやはり「打」が必要になる。