新天地で勲章をつかむ。現役ドラフトでオリックスから移籍のロッテ大下誠一郎内野手(25)が20日、入団会見を行った。

背番号は39。吉井監督が「安田のライバルになるくらい頑張ってほしい」と期待する右の強打者は「泥くさく、気持ちで熱くプレーしたいです」と決意を口にした。

古巣での登場曲は「自分らしいなと思ったんで」と選んだ嶋大輔のヒット曲「男の勲章」だった。ロッテでも引き続き使うことを明言し「絶対日本一になって、吉井監督を胴上げしたいと思います」と意気込んだ。

なお、大下と同じ11月3日生まれの佐々木朗も、大船渡高時代の打席での応援歌が「男の勲章」だった。吉井監督も「顔をちゃんと見るのは初めてなんですけど、声はよく聞いていた印象です」という強烈なムードメーカーぶりは、完全試合男に決してひけをとらないチームの顔になりうる。【金子真仁】

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