球界の功労者をたたえる「2023年野球殿堂入り通知式」が13日、都内の野球殿堂博物館で行われ、プレーヤー表彰で前DeNA監督のアレックス・ラミレス氏(48)、エキスパート表彰で元阪神のランディ・バース氏(68)、特別表彰で「闘魂こめて」や「六甲おろし」などを手がけた作曲家の古関裕而氏(故人)が選出された。

ラミレス氏は19年から候補入り、資格5年目で殿堂入りを果たした。これまで19年・150票→20年・233票→21年・233票→22年・209票と高得票が続き、今回は290票で当選必要数(267)を突破した。

エキスパート投票による殿堂入りは3年ぶり。昨年のバース氏は当選必要数に4票届かず、一昨年は6票届かずと、あと1歩の状況が続いていた。また、特別表彰の古関氏も昨年は当選必要数に1票届かなかったが、ついに今回はバース氏とともに殿堂入りを果たした。