巨人のルーキー14人が15日の新人合同自主トレ3日目終了後、川崎市・ジャイアンツ球場でサイン会を行った。

ドラフト1位の浅野翔吾外野手(18=高松商)は約15分間、ペンを走らせ、ファンの色紙、ボール、ユニホームなどにサインを続けた。「頑張ってください」「ホームランいっぱい打ってください」「1軍での活躍期待してます」などファンの声も受け取った。高松商の同級生も訪れた。「やっぱりどれだけ書く数が多くても、一言、一言声をかけてくださると書きたくなる」とかみしめた。

サインはシンプルなもの。「浅野翔吾という漢字が画数が多いので、ちょっと簡単なやつで」とプロ入りが決まった後、自ら考えた。「浅」の漢字を崩して簡略化し、「の」はひらがなにする形にたどり着いた。筆記体で「ASANO」にすることも候補だったが、「ちょっと書けないかな」と断念。「学校とかで言われるので、書いているたびにちょっとずつ」と練習していた。

またプロとして新しい経験を積んだ。「まだそんな選手ではないですけど、応援してくれる人がいる。ファンサービスとかもしっかりしていきたい」と語った。

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