巨人育成ドラフト3位の吉村優聖歩(ゆうせふ)投手(18=明徳義塾)が15日、新人合同自主トレ3日目に実施された1500メートル走で5分2秒の14人中トップとなった。計測を開始した17年以降では、昨年に鈴木大がマークした5分5秒を3秒更新する歴代最速タイムとなった。

「そうなんですか? 知らなかったです。高校の時そんなに早くなかったんですけど、気合見せたろかなと思ってちょっと飛ばしちゃいました」。

ラスト1周で相沢とのトップ争いの前に出た。

厳しい練習で知られる明徳義塾の出身。ポール間の往復や山道など走るメニューは多かった。変則左腕は「よく走ってた。生かされたかなと」と体力面のアピールに成功した。

ドラフト1位の浅野翔吾(18=高松商)は5分58秒の13位でフィニッシュ。「めちゃくちゃ体力ないので。めちゃくちゃしんどかったです」と苦笑い。「あの体力ではキャンプにもついていけないですし、体力を付けて普通のペースで走れるようにしたい」と語った。

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