阪神西勇輝投手(32)と西純矢投手(21)が16日、沖縄県内で自主トレを公開した。昨年に引き続き、ともにトレーニングを行った2人。体幹トレーニングやキャッチボールなどのメニューをこなした。

昨季、5年連続で規定投球回数到達を果たした西勇。自主トレ期間は最大出力を上げることに、より重点を置きながらトレーニングを積んでいる。「最高出力を上げたいことが一番の狙い。トレーニングやランニング内容はいつもとは違う、新たな取り組みを入れながら練習している。シーズンオフの10月から、トレーニングの量はあまり落とさなかったので、今のこの時期にしては自分の中では動けている」と頼もしく口にした。

西純は昨年12月にツインズ前田健太投手(34)との自主トレが実現し、来年に向けて挑戦している。「(前田には)野球、トレーニング、先発投手としての考え方や本当にいろんなことを聞けました。すごく貴重な経験ができた。(目標の)一番は勝ち数で2桁を置いて、そこでシーズン終了後に規定(投球回)も投げられてたら」と意気込んだ。