阪神近本光司外野手が阪神・淡路大震災から準備することの大切さを再認識した。

28年前となる、1995年1月17日。当時、生後2カ月で震災の記憶はない。ただ、昨年にテレビで初めて地元の兵庫・淡路市での被害映像を見て、思うものがあった。「自分の家の近くだったり、学校までの通学路とかが、映った時にこんな感じやったんだと。こんなに被害があったんだと」。地元の被災風景に驚きを隠せなかった。

映像を通じて自然災害と向き合うための準備をする大切さを痛感した。「準備はする時間があるのに、(災害が)起きてから『もっとこうしとけば良かった』と絶対に思う。できることは準備しかないので、次起こる何かに対して、やれることってやっとかないといけない」。自らに言い聞かせるように語った。

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