巨人育成ドラフト1位の松井颯投手（22＝明星大）はプロ仕様の硬いマウンドへの順応を課題に挙げた。

18日、川崎市・ジャイアンツ球場での新人合同自主トレ。マウンドで傾斜を使い、捕手を立たせてボールを投じた。フォーム、感触を確認。大学時代は軟らかく、掘れやすい土の球場で投げることが多かった。「まだ（フォームの）タイミングとかは合っていない。これから練習して、慣れていかないといけないなと思います」と硬いマウンドへの対応を今後のテーマにした。

16日の休養日は育成ドラフト2位の田村朋輝投手（18＝酒田南）と回転ずしに行った。「15皿くらい食べました」とリフレッシュした。同期入団の選手とも「慣れてきて、いい意味で刺激しあってできている」。1日でも早く育成の立場からの脱却を目指している。「しっかりキャンプでアピールできるように。支配下に上がれるように頑張ります」と決意を語った。