ソフトバンク柳田悠岐外野手(34)が19日、広島・呉市内で自主トレを公開。3月に行われるWBCについても言及した。

21年の東京五輪では金メダル獲得に貢献。今回のWBCにも、昨年11月時点で「なかなか経験することはできないものなので、チャンスがあればと思っています。オリンピックは最高でした。でもWBCはまた違った素晴らしい大会」と出場意欲を見せていた。

だがこの日「もちろん、シーズンで活躍したい気持ちもありますし、そこで身も心も100%で持っていけるかというと難しい状態だった。体がですね」とコンディション面を考慮し「代表の清水コーチと連絡を取って、という感じです」と、シーズンを優先させたい考えを伝えたという。

2年連続でリーグ優勝、日本一を逃し、昨季は柳田自身も打率2割7分5厘、24本塁打と悔しいシーズンだった。今季に向けて「昨年、ふがいない数字で終わったので。今年はキャプテンとしていい数字を残したい。まずは30本ですね。あとは143試合出たいですね。出てなんぼなんで。クビ差、鼻差、なんでもいいんで優勝したいです」と意気込みを語った。