阪神岩貞祐太投手(31)が22日、福岡・北九州市内のグラウンドで、伊藤将司投手(26)との自主トレを公開。アスレチックスのユニホームを着て練習し、ポスティング申請で阪神からア軍へ移籍する藤浪晋太郎投手(28)へエールを送った。

この日はキャッチボールやノック、トレーニングなどで約4時間汗を流した。ユニホームを用意した岩貞は「頑張ってほしいという気持ちで勝手にやりました」と思いを明かした。

藤浪とは9年間ともにプレー。苦楽を知る右腕の挑戦に「あいつの実力とかを知っている者からすれば遅いぐらいだと思いますけど、活躍するための全てを持っていると思う。個人の挑戦として頑張ってほしい」とエールを送った。

前日21日には甲子園で藤浪の移籍会見が開かれ、チームメートからのサプライズ動画が送られた。動画内では岩貞と伊藤将も2人で登場し、伊藤将が2学年上の藤浪に「ナミ」と語りかける場面も。「(普段は)晋太郎さんとしか言ったことがないです(笑い)。ノリもいいので許してくれます」と笑って明かした。

入団時から2年間をともにした先輩右腕に向け「短い時間だったんですけど、やっぱりすごいピッチャー。仲良くさせてもらっていたので寂しいですけど。メジャーでの活躍をすごく楽しみにしてます」と力を込めて活躍を願った。

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