中日ダヤン・ビシエド内野手(33)が27日、ナゴヤ球場屋内練習場で打撃練習を行った。25日に来日したばかりの主砲は新外国人らのライバル登場にも「自分は今まで通りやっていきたい」と開幕に向けて状態を上げていくことを最優先する意向を明かした。

ソイロ・アルモンテ外野手(33=メキシカンリーグ)が3年ぶりに復帰。メジャー通算41発のアリスティデス・アキーノ外野手(28=レッズ)が新たな4番候補として加わるなど外国人選手のチーム環境は激変した。

立浪監督はアルモンテに一塁守備の準備も求めるなど、外国人野手は原則競争とする方針を示している。それでも「自分は準備万全の状態でシーズンに臨んで勝負する、体の状態をしっかりケアできれば、いままで通りの成績が出せると思うので何も変えずにやっていきたい。プレッシャーは感じず自分のペースでやるつもり。チームが勝つために来ている。いつも通りやっていきたい」。不動の「4番・一塁」として優勝に貢献する決意を示した。