巨人浅野翔吾外野手(18=高松商)が1日、プロ野球選手としてのスタートを切った。背番号51のユニホームを身にまとい、宮崎での2軍キャンプに参加。ノックでは元気よく声を出しながら、汗を流した。
ランチ休憩を挟んで午後にはフリー打撃を敢行。打撃投手相手に、33スイングで1本塁打。ラストスイングで豪快にスタンドに放り込んだ。球春にスタートを切ったドラ1ルーキーは「同級生がいないということで不安と緊張っていうのがあったんですけど、先輩やファンの方が積極的に声をかけてくれて、やりやすい環境を作ってくれていた。思っていた以上にやりやすかったと思います」と感謝した。
【浅野の1日】
◆6時50分 6時からこまめにアラームをセットして、50分経過してからようやく起床
◆7時 朝食でしらす丼をかきこむ
◆9時 巨人ナインと青島神社を参拝して必勝祈願。
◆10時10分 ひむかスタジアムで2軍練習スタート。ウオーミングアップ
◆10時30分 東海大相模でセンバツ優勝に導いた石田の後ろでダッシュ、アジリティ。甲子園のスターが共演
◆10時45分 走り方トレーニング。2人1組では重信と組んでトレーニング
◆11時 宮崎入りの飛行機の席が隣だった北村とキャッチボール。ペッパーはミスで20球のスピード競争に敗れてバービーの罰ゲーム。石川に「ペアを組んだ相手が悪かった(笑い)」と北村イジりのやじでフォローされる
◆11時30分 内外野4カ所でノック。重信、若林と同組で軽快なグラブさばきを披露
◆12時15分 ランチ休憩
◆午後1時15分 ピラティスで体をほぐす。右脇腹が何度もつってチームメートの笑いを誘う
◆午後1時55分 ランナー練習開始
◆午後2時30分 ティー打撃開始。
◆午後3時5分 フリー打撃開始。手投げの球を投げている最中に左手の平にできていたマメがつぶれて激痛。それでも原監督が視察に訪れる中、33スイング中1本塁打と力強い打撃を見せた
◆午後3時40分 個別練習開始。マメがつぶれた痛みをこらえながら、左打席、右打席からロングティー
◆午後4時 集まった報道陣に取材対応