西武の新外国人3選手が4日、ベルーナドームに隣接する埼玉・所沢の球団施設で入団会見を行った。

ベネズエラ出身のヘスス・ティノコ投手(27=前レンジャーズ)はリリーフとして期待される右腕。昨季はレ軍でソフトバンク有原と同僚だった。「ブルペンで通訳を介して話して(NPBに)チームがいくつあるとか、文化について聞いた。自分の仕事をしっかりやって優勝に貢献することが目標」と意気込んだ。

デビッド・マキノン内野手(28=前アスレチックス)は主に一塁を守るが、三塁手としても期待される。昨季エンゼルスでメジャーデビューし、大谷の打席を間近で見ていた。「自分はどの方向にも長打を打てるのが強み。ショーヘイ(大谷)は打つ時に体を開かないことをすごく意識していた。彼がどういう意識で打席に立つのか近くで見ることで、自分がやろうとしていることが間違っていないと再確認できた」と大谷に学んだ。

マーク・ペイトン外野手(31=前ホワイトソックス)は19年のプレミア12に米国代表として出場し、約2週間、日本に滞在したことがある。レッズ時代は広島秋山とともにプレーしていた。「スプリングトレーニングで(楽天)田中将大投手と何度か対戦したことがあったので、日本のリーグ戦でも対戦できればうれしい」と“マー君打ち”を楽しみにした。

3選手はいずれも、6日から始まる春季キャンプで宮崎・南郷のA班(1軍)に参加する。

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