阪神ドラフト1位の森下翔太外野手(22=中大)が、青柳と伊藤将の両輪にフルスイングで対抗し、6打数3安打の好結果を出した。

16日、沖縄・宜野座キャンプで実戦形式の打撃練習に参加。実績十分のエース格との対戦で対応力の高さを見せた。岡田彰布監督(65)も絶賛し、開幕前哨戦となる18日DeNA戦(宜野座)のスタメン右翼起用を即決。開幕右翼の最有力候補が一気にチャンスをモノにする勢いだ。岡田監督の一問一答は以下の通り。

-第4クールが終了。初対外試合は圧倒したが

岡田監督 いやまあ、ねえ。打たないよりはうれしいけど。ピッチャーもよかったし、いい意味でね、悩み事が増えたねえ。

-キャンプ序盤から板山、原口が好調をキープ。逆に心配になってきそう

岡田監督 いやだから、まあね、原口はずっと調子いいし。板山にしても、安芸の時にね、こんなにいいね、バッティングしてるんだっていう再発見というかね。それはまた、自主トレ、キャンプとね、ずっと続いている。ほんといい悩みですね。

-第4クールは、B・ケラー、ビーズリーが打者相手に投げた。印象は

岡田監督 まあね。ほんと、これからだと思うんだけど。いい悪いという、そこまでの評価はないんだけど、徐々にね。結構バッターも打ち返している、いい打球もいっていたけど。日本のバッターのレベルも分かってほしいし。ちょっとコントロール甘くなったらいかれるっていうかね、そういうのをどんどんね、直に体験してほしいですね。

-次のクールはベテランも助っ人も使う

岡田監督 出すよ。ノイジーはちょっと分からないけどね。バッターはセリーグ相手だけど、(18日)DeNAにしても、ピッチャーもちょっとなるべく見せてあげないといけないので。ゲームにどんどん出て行くと思う。

-森下はこのまま1軍に残る

岡田監督 いやもうホテル変わってるよ、分からんうちに(笑い)。ちょっとええホテルになったわ(笑い)。

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