阪神岡田彰布監督(65)が25日ヤクルト戦(浦添)でオープン戦初戦を迎える。

近年の阪神新監督のオープン戦初戦は以下の通り。

<阪神近年の新監督オープン戦初戦>

◆岡田彰布(04年2月28日、9○5オリックス=安芸)4番桜井が7回に満塁走者を一掃する二塁打など、10安打の大勝。「若いやつが、びっくりするような力をつけてきている」。

◆真弓明信(09年2月28日、3●5オリックス=安芸)4回に逆転を許すと、沈滞ムード。「はね返す雰囲気を出していこう。はね返すチーム作りをやっていこう」。

◆和田豊(12年2月19日、0●1巨人=沖縄セルラー那覇)巨人戦の雰囲気に若手が萎縮し、3安打完封負け。「ほとんどスイングをさせてもらえなかったし、見逃し三振も多い。アピールしないと勝てない」と苦り切った。

◆金本知憲(16年2月21日、5○1ヤクルト=浦添)期待の新鋭横田のタイムリー二塁打に端を発し、前年覇者のヤクルトに快勝発進。「オープン戦といっても、あくまで練習だから。いろんなことをやらないと」と慎重だった。

◆矢野燿大(19年2月23日、3●8ヤクルト=浦添)黒星発進にも、チーム1号を放った高山に手ごたえ。「去年苦しんできたことが、打てないときでも前を向いてやっていくものが、だんだん備わってきている」と喜んだ。