阪神岡田彰布監督(65)が27日、沖縄・宜野座キャンプを総括した。

テレビインタビューで投手のMVPに大竹耕太郎投手(27)、野手は井上広大外野手(21)を選んだ。また守備力強化には手応えを見せた。一問一答は以下の通り。

-チームの底上げはできたか

岡田監督 そうよなあ。まあピッチャーはある程度ね。まあ去年から実績のあるピッチャーが多いし、おーん。まあ、そこに割って入るというか、そういうのは新外国人を含めてだけどね。その中ではね。ほんと大竹ねえ。現役ドラフトだったけど、それって、そらもう、持っている以上のねえ、成果というか、実戦でも結果が出ているんで。これはもうすごくチームにとっても助かるよね、これは。

-井上は去年のキャンプから指導しているが、その成果は

岡田監督 そうよなあ。まあ、ずっと右の長距離砲というか、そういう形で、ずっとやってきたと思うんやけど。やっとなんか、つかんだというか、バッティングねえ。いろんな速い球というか、そんなんにねえ、ちょっと差し込まれるとか、いろんなことを聞いていたけどねえ、徐々にねえ、キャンプの中でも克服してきているんじゃないかなあ。それがホームランにしてもいい結果に出ていると思うよ。

-競争で刺激になっているのでは

岡田監督 森下が(1軍に)合流して余計にようなったんやな。それは同じ右バッターで年も近いし、すごくいい刺激になっているんじゃないかなあ。

-昨年の秋からの継続だが、内野の守備とかも少し早くなったように見える

岡田監督 エラーを少なくするためにやっているんじゃなしに、やっぱりチームとして、まあ堅実というか、アウトにできるボール、ゲッツーにできるボールというか、そういう形で基本的なことの繰り返しやからねえ。守備はね。まあ11月からやったことが、まあミスも出るけど、ゲームの中では。でもまあ徐々にねえ、だいぶ改善されてきたんじゃないかなと思うねえ。

-連係プレーの部分も徐々にいい方向にきているのでは

岡田監督 外野の中継にしても、おーん。昨日とか、一昨日のゲームとかでも二塁打いかれるところで相当止まっているよ。2つ、3つ止まっていると思うよ。あれ送球がねえ、高いとかになるとセカンドに行かれる打球でも一塁に止めれているもんな、やっぱり。そういうのを繰り返しというかな、ものすごく大事になってくる。それはね。シーズンに入ってもね。甲子園は広いからライン沿いを抜けたら(打者走者は)セカンドへ行くけど、他の球場もあるし、それを一塁で止めたら次にゲッツーのチャンスもあるし、だいぶ大きいよね。ピッチャーにとってもね。

-3月1日から甲子園での練習が3日間ある。そういうプレーを練習する

岡田監督 ちょっとねえ、連携もなあ、やっぱり広いし。でもあれよ。継続的にやっていることだからね。それはもう中継プレーというか、甲子園で一番たくさんゲームをしないといけないので、それはもう今までみんなやっているから分かっていると思うんで。でもまあ、シートノックは向こう帰ってもやるよ。それは。

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