阪神岡田彰布監督(65)や1、2軍ナインらが2日、西宮神社で必勝祈願を行った。

直近3年はコロナ禍の影響で規模を縮小しており、チームを挙げた訪問は4年ぶり。境内に六甲おろしが流れる中、外国人選手と商売繁盛を望まないトレーナー陣を除く約130人が18年ぶりVを祈念した。

甲子園での全体練習後に、取材対応。6日の侍ジャパンとの強化試合(京セラドーム大阪)に向け、若虎に独特のゲキを飛ばした。

-開幕まで1カ月を切った

「まだまだね、これからオープン戦始まるんですけど本当のメンバーも決まってない状況なので。甲子園にいてる間は今年の開幕メンバーというか、1軍の戦力というのを見極めて、高校野球があるので遠征に出るんで。それまでは本拠地が甲子園なんで新しい選手、初めての選手も経験してない選手もいるんで、そこで最後の調整をして横浜、神宮に出るんでそこで最終的に今年の戦う姿勢を徐々に示していきたいと思いますね」

-4日オリックス戦は岡田阪神の甲子園お披露目

「いやいや、まあ、甲子園初戦なんで、まだまだね、ローテーションピッチャーも投げるんですけど、まだまだ調整の段階なんで。新しいタイガースを見にきてもらったらいいと思いますね」

-開幕に向けての意気込み。

「一応順調に2月1日からキャンプをやって、少し怪我人も出たんですけど、他の選手も結構順調に思った以上に順調にきてるんで、これをこれからの実戦でね、この1カ月でまあ、仕上げて選手も今までよりより一層調子を上げて開幕に挑みたいと思うのでよろしくお願いします」

-岩貞は中継ぎと両にらみか

「いやいや、中継ぎっていうか、そういうあれじゃないよ。まだな。徐々に決めていかなあかんねんけどな」

-岩貞は次の登板へ向けてのところで、今日は中継ぎ調整だった

「そうそう、次の4試合で、明日、明後日からか。いまいてる上のピッチャーは全員投げてな。投げても、岩貞なんか2(イニング)かもわからんけど、2とか3とか。若いのは4とかいくけど。中継ぎというかブルペン決まってるやつでもみんな1とか、この4試合でみんな投げる」

-その4試合で配置など決める

「そうやな、過ぎたらある程度逆算していかなあかんからな」

-右膝張りのビーズリーが間に合わない場合、日本人で開幕の抑えは考えるのか。浜地が守護神の可能性も

「それはわからへん、わからへん、順番はわからへん。別にビーズリーを一番後ろ(9回)で考えてたわけじゃないしな。ブルペンとして考えてたということ。人数的に足らんかったらな、日本人で補わないとあかんけど」

-昨季は岩崎が途中から抑えになったが、セットアッパーという考えは変わらない

「岩崎はな、おーん。まあ後ろ(9回)は岩崎はないと思うけどな」

-7、8、9回はこの4試合を含め

「いや、そんなもん全然決めへん。そんなもん、もう(3月)半ば以降よ。だって(本来抑えの)湯浅が(WBCで)おらへんのやから決められへんやん、そんなん。それはもう開幕から流動的ってずっと言ってるやん。順番なんか決められへんわ、今。でもブルペンに入れるメンバーは決めなあかんからな」

-間近でフリー打撃も見ていたが佐藤輝の打撃は

「こっち帰ってきてから調子ええなあ。水口には言うてたんやけど、『えらい帰ってきたら調子ええやないか』って。まあ、そら、やっぱり気持ちが、そらな、あのへんはずっと試合な1年間ずっと出るな、まあ、そろそろ実戦はじまる…やっぱり自分なりにな、時期ていうかな。そんなんもちゃんと考えてやるようになるよ。だから、レギュラーポジションをね。これから取るっていうかな、結果を出して、じゃないからな。そら、やっぱり開幕に合わして、徐々に上げていくていうかな」

-佐藤輝に主力の自覚

「そらもう、そんなん当たり前の話やん。自分で、あのへんの選手というか、絶対に使わなあかん選手なわけやからな」

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