西武の新外国人デビット・マキノン内野手(28=アスレチックス)が来日初となる本塁打を放った。

2番三塁で出場した初回1死、ソフトバンク藤井のカウント3-1からの内角寄り直球をしっかりと振り抜き、西武ファンの待つ左翼席へ放り込んだ。

2回に守備につく際、左翼席からの「マキノン!」コールに、左手を上げて応えた。試合中、球団広報を通じ「いいスイングができた結果、打った感触も良かったね。オープン戦だけどベルーナドームのファンの皆さんの前で最初のホームランを打てて良かったよ」とコメントした。

マキノンは昨年8月にアスレチックスに移籍する前はエンゼルスに所属し、大谷翔平投手(28)とも同僚だった。昨季は3Aで15本塁打を放った。

渡辺GMは入団会見で、マキノンのアクセントについて「マ“キ”ノン。アクセントはキね。消毒液(のマキロンと同じアクセント)じゃないから」と強調。この日の左翼席のマキノンコールも、アクセントはキに付いていた。