中日高橋宏斗投手(20)は28日、名古屋市中区にある愛知県庁と名古屋市役所を表敬訪問し、大村秀章知事と河村たかし市長にWBC優勝報告を行った。

大村知事には「決勝戦での登板は、当日の試合前に言われてすごく緊張した。トラウトにはホームランだけは避けたいと思っていました」と笑顔で報告。同知事は後日、愛知県スポーツ顕彰を授与する意向を明かした。

その後に訪れた名古屋市長室では、河村市長と金メダルを手に記念撮影を行った。

高橋宏は最年少で侍ジャパンに選出され、中継ぎで3試合に登板。米国との決勝戦では3番手で起用され、メジャーを代表する強打者トラウト、ゴールドシュミットから連続三振を奪うなど1回無失点で優勝に貢献した。

今後はシーズン開幕後の初登板に向けて29日の2軍楽天戦(ナゴヤ球場)で先発が予定されている。

「勝ち投手なれる5イニング以上は投げたい。もし同点のままいったら勝ちがつくまで投げたい」と意気込んだ。

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