元ロッテ渡辺俊介氏(46=現日本製鉄かずさマジック監督)の長男、東大の渡辺向輝投手(2年=海城)がリーグ戦初登板を果たした。

投球フォームは、父と同じアンダースロー。背番号44を付けて、2番手として1-5で迎えた6回からマウンドへ上がった。

渡辺は、昨秋のフレッシュトーナメント(新人戦)法大戦に先発。2回1死からライナーが顔面を直撃し、負傷してそのまま降板していた。

6回は3者凡退。

7回は、先頭が味方の失策で出塁。2死三塁となり、早大・野村健太内野手(4年=山梨学院)に左中間を破るフェンス直撃の二塁打を許し1失点。2死二塁から小沢周平内野手(2年=高崎健康福祉大高崎)にも適時打を許した。

8回の攻撃で代打が送られ、渡辺は降板。2イニングを投げて23球、被安打2の2失点だった。