巨人が中田翔内野手(34)の劇的サヨナラ弾で2連勝を収め、4位に浮上した。1点を追う9回2死から4番岡本和真内野手(26)が四球を選んで迎えた打席。広島栗林の初球、ど真ん中のフォークを捉え、左翼席へセ・リーグ単独トップとなる6号2ランを運んだ。ダイヤモンドを周回し、祝福の嵐を受けた。

初回、岡本和の先制打で始まった一戦。逆転を許しても、7回には秋広優人内野手(20)のプロ1号弾で詰め寄り、反撃ムードが漂う中で勝利を呼び込んだ。

原辰徳監督(64)は「まあ幾度か見ておりますが、やはりいつも興奮ですね。ああいうことがね、真剣勝負の中であるというのはね、野球の面白さであり、すごさですね」と勝利の余韻に浸った。

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