巨人が終盤に試合をひっくり返される逆転負けで、今季2度目の3連勝とはならなかった。

1回先頭、立ち上がりから広岡が勢いづけた。同学年の中日先発・小笠原から左翼席に運ぶ1号先頭打者本塁打。21年10月24日のヤクルト戦(神宮)以来、1年7カ月ぶりの1号ソロで先制に成功した。5回1死一、三塁には秋広の代打で打席に立った坂本が、右前へ中押しの適時打で1点追加。続くウォーカーも左前適時打でリードを3点に広げた。

先発左腕の横川は3勝目を狙うも5回に無死満塁から代打加藤翔に2点適時打を浴び、勝ち投手の権利までアウト2つで降板。4回1/3を6安打2失点だった。6回は前日4日に支配下選手契約を結んだ前DeNAの三上が、加入後初登板で1回無失点。7回は直江が1回無失点とつないだが、8回にルーキー田中千が捕まった。

1死二、三塁から細川に中前への2点適時打で逆転されると、続く石川昂に2ランを浴びて一挙4失点。1死一塁から後を受けた代木も福永にプロ初本塁打となる2ランを浴びて5点差とされた。

逆転負けで金曜日は開幕から6試合で1勝5敗。最下位の中日と1・5ゲーム差に迫られた。