東大は打線が6回までパーフェクトに抑えられ、立大・沖政宗投手(3年=磐城)に完封負けを喫した。

6日の第1戦では8回に満塁弾が飛び出し、6-6で引き分けた。7日は雨天のため順延となり、迎えた第2戦だった。

病気療養中の井手峻監督(79)に代わって指揮をとる助監督の大久保裕監督代行(65)は「一昨日の試合でいいムードだったが、昨日の雨で水を差されてしまった。沖くんにうまくかわされた。ただ最後に安打は出たので、明日につなげたい」と話した。

無安打で迎えた7回、先頭で酒井捷外野手(2年=仙台二)がチーム初安打を放った。9回には初連打も生まれたが、完封負け。先発した松岡由機投手(4年=駒場東邦)は8回を被安打7の4奪三振、2失点にまとめたが今春2敗目を喫した。沖と投げ合い「テンポよく投げていたので、こっちもテンポよく投げようと思っていた。一昨日は劇的な展開で追いついたので、チームとして雰囲気はよかった」と話した。