巨人原辰徳監督(64)が今季未勝利の赤星優志投手(23)の力投をたたえた。

広島打線に6回2/3を6安打5失点で今季4敗目を喫した。今季ここまで5試合に先発するも勝ち星が遠い。この日は自身プロ入り最多の127球も7回2死満塁でマクブルームに満塁アーチを食らいKOされた。

カウント1-2からの4球目、外角へのカットボールがわずかに甘くなった。左翼席にグラウンドスラムを運ばれ、両膝に手をついてうなだれた。

投手交代をマウンドで告げた原監督は「やっぱりいろいろな形で勝ちがつくのは簡単なことではないというところ。むしろ、攻撃陣がもう少しなんとかしなければいけない。赤星はナイスピッチング」と力投をたたえた。さらに「やっぱり戦いってああいうものだと思うんですよね。勝つか負けるかという部分でね、仮に負けることがあってもね、ああいう姿勢で勝負に挑むのはとても重要なことだと思います」と大きくうなずいた。

▽巨人赤星(自己最多127球の熱投も、満塁弾を浴びるなど6回2/3を6安打5失点8奪三振。今季初白星ならず)「何とか粘り強く投げていたのですが、(満弾を浴びた)最後のボールが甘くなってしまい悔しいです」

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