巨人の守護神・大勢投手(23)がガチすぎる剛速球を披露した。9回1死一塁、侍ジャパンでも同学年の同僚だったヤクルト村上への2球目、内角直球がテレビ中継画面に「162キロ」と表示された。

これまでの自己最速159キロを一気に3キロも更新…と思われたが球場での表示は152キロだった模様。前後では直球が144キロや146キロと表示された球もあり、誤計測だったとみられる。

それでも最後は村上をフォークで空振り三振に斬り、6セーブ目を記録。12、13日の広島戦(東京ドーム)で失点し、自身初めて2試合連続セーブ失敗を経験した2年目の右腕が、昨季新人王の意地を見せた。

大勢は試合後、「さらに良くなるための新たな壁だと思う。少しどんよりしたけど自分を信じて投げようと。これを乗り越えてさらにいい投手になれるように頑張ります」と話した。