阪神シェルドン・ノイジー外野手(28)が、甲子園初アーチとなる3号ソロを放った。5点を追う3回2死、広島玉村の114キロの変化球を捉え、左翼スタンドに放り込んだ。2戦連発を放った4月13日の巨人戦(東京ドーム)以来、26試合ぶりの1発に「ゲーム展開的にもまずは1点返したいという気持ちだったし、甘い球を逃さずにコンタクトすることができてよかったよ」と喜んだ。

助っ人砲は守備でもみせた。初回の中村貴の左翼ポールフェンス際への打球をジャンピングキャッチ。攻守で甲子園を沸かせた。

反撃ののろしをあげる1発は、2リーグ制後の球団8000号への王手弾となり、4回先頭の佐藤輝が中越えのメモリアル弾を放った。

さらに4点を追う5回無死一、二塁からは低めの変化球を中前にはじき返す適時打をマーク。4点目を奪い、相手先発の玉村をマウンドから引きずり降ろした。

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